辛光洙(シンガンス)釈放嘆願書署名者名簿


横田めぐみさん拉致実行犯の辛光洙(シンガンス)釈放要望書に署名した国会議員


1989年(平成元年)7月、韓国当局に対して、韓国の民主化運動で逮捕された在日韓国人政治犯29名の釈放を求めるという趣旨の要望書が、当時の日本社会党、公明党、社会民主連合、無所属の議員有志133名の署名とともに韓国政府へ提出された。

日本社会党
衆議院
阿部未喜男、五十嵐広三、池端清一、石橋大吉、石橋政嗣、伊藤茂、伊藤忠治、稲葉誠一、井上泉、井上一成、井上普方、岩垂寿喜男、上田哲、上田利正、上原康助、大原亨、大出俊、緒方克陽、岡田利春、小川国彦、奥野一雄、小澤克介、加藤万吉、角田堅次郎、河上民雄、河野正、川崎寛治、川俣健二郎、木間章、上坂昇、小林恒人、左近正男、佐藤観樹、佐藤敬治、佐藤徳雄、沢田広、沢藤礼次郎、渋沢利久、嶋崎譲、清水勇、城地豊司、新村勝雄、新盛辰雄、関山信之、高沢寅男、田口健二、竹内猛、田中恒利、田邊誠、田並胤明、辻一彦、土井たか子、戸田菊雄、永井孝信、中沢健次、中西績介、中村茂、中村正男、野口幸一、野坂浩賢、馬場昇、早川勝、広瀬秀吉、細谷治通、堀昌雄、前島秀行、松前仰、水田稔、三野優美、武藤山治、村山喜一、村山富市、安田雄三、山口鶴男、山下八洲夫、山花貞夫、吉原栄治、渡部行雄
参議院
青木薪次、赤桐操、穐山篤、秋山長造、一井淳治、糸久八重子、稲村稔夫、及川一夫、大木正吾、大森昭、小川仁一、小野明、梶原敬義、粕谷照美、久保亘、久保田早苗、小山一平、佐藤三吾、志苫裕、菅野久光、鈴木和美、高杉延恵、千葉景子、対馬孝且、中村哲、野田哲、浜本万三、福間知之、渕上貞雄、松前達郎、松本英一、丸谷金保、村沢牧、本岡昭次、八百板正、安恒良一、安永英雄、矢田部理、山口哲夫、山本正和、渡辺四郎

公明党
衆議院
小川新一郎、鳥居一雄、西中清
参議院
猪熊重二、塩出啓典、和田教美

社会民主連合
衆議院
江田五月菅直人
参議院
田英夫


無所属
衆議院
安井吉典(社会党系)
参議院
青島幸男、宇都宮徳馬、喜屋武真栄、山田耕三郎

要望書の内容

私どもは貴国における最近の民主化の発展、とりわけ相当数の政治犯が自由を享受できるようになりつつあることを多とし、さらに残された政治犯の釈放のために貴下が一層の主導権を発揮されることを期待しています。

在日関係のすべての「政治犯」とその家族が希望に満ちた報せを受け、彼らが韓国での社会生活におけるすぐれた人材として、また日韓両国民の友好のきづなとして働くことができる機会を与えて下さるよう、ここに心からお願いするものであります。

1989年
大韓民国盧泰愚大統領貴下
日本国国会議員一同

北朝鮮工作員・辛光洙について、原敕晁さん拉致容疑の主犯として、また横田めぐみさん等の拉致の実行犯。現在は北朝鮮で英雄としての待遇。

辛容疑者、関与4人目 めぐみさんも拉致 曽我さん証言

昭和五十二年の横田めぐみさん当時(13)拉致事件について、帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(46)が、実行犯の一人は北朝鮮元工作員、辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)警察庁が国際手配だと 関係者に証言していたことが五日、分かった。

辛容疑者が関与、もしくは関与の疑いが浮上した被害者は四人目。これまでの捜査や被害者の証言などから一連の拉致事件の構図がより鮮明になってきた。政府は改めて北朝鮮側に辛容疑者らの身柄引き渡しを求める方針。

めぐみさんの翌年に拉致された曽我さんは、めぐみさんと同じ招待所で暮らし始めた。関係者によると、招待所で二人の朝鮮語や思想教育を担当したのが辛容疑者で、曽我さんはその際、辛容疑者から直接、「横田めぐみを連れてきたのは私だ」と聞かされたという。

警察当局もこの情報を把握している。

辛容疑者は五十五年六月、大阪市の中華料理店員、原敕晁(ただあき)さん同(43)を拉致。原さんに成りすまし、旅券を取得したとして、平成十四年七月に警視庁が旅券法違反容疑などで逮捕状を取り、警察庁が国際手配した。

また、地村保志さん(50)、富貴恵さん(50)夫妻が帰国後の福井県警の事情聴取に「実行犯の一人は辛容疑者だった」と証言したことから警察当局は国外移送目的略取容疑を視野に捜査している。

蓮池薫さん(48)、祐木子さん(49)夫妻は、警視庁が六十年三月に旅券法違反などの容疑で指名手配した

「朴」と名乗る極東地区工作員の写真を見て、実行犯の一人であることを指摘。五十二年九月の久米裕さん同(52)拉致を指揮したのは朝鮮労働党元幹部で工作員の金世鎬容疑者(76)だったことが判明している。

欧州で拉致された有本恵子さん同(23)ら三人の拉致には「キム・ユーチョル」と名乗る工作員とよど号犯や妻の関与が指摘されている。
(産経新聞) - 2006年1月6日2時35分

日本の警察は2006年2月23日、国外移送目的略取と国外移送の疑いで再度逮捕状を取得、同3月3日、重ねて辛光洙を国際指名手配し、北朝鮮に身柄の引き渡しを求めている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E5%85%89%E6%B4%99
http://nyt.trycomp.com/hokan/0025.html

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